Javaの代替:Oracle Java SEとChallengersの比較

2023年1月、OracleがJavaの商用サポートを従業員数に基づいて決定するするという驚くべき方向転換をうちだしたことで、人気の高いOpenJDKディストリビューションへの関心が再び高まっています。

Oracle Javaに代わる4つの選択肢としては、Azul Platform Core、Eclipse Temurin、Red Hat OpenJDK、Amazon Correttoが挙げられます。これらのオプションの詳細については、このまま読み続けるか、詳細な特徴の一覧が掲載されている当社の「OpenJDKとOracle JDKの比較表」をダウンロードしてください。

Azul Platform Core

Azul Platform Coreには、OpenJDKのAzul Zulu Buildsが搭載されています。Oracle Java SEを劇的に低コストで1対1に置き換えるもので、OpenJDKのAzulディストリビューションを広範なバージョン、アーキテクチャ、パッケージタイプ、構成オプションに提供します。

JavaのエキスパートエンジニアによってバックアップされたAzul Platform Coreには、困難な問題を解決して、高い顧客満足度を実現してきた実績があり、他とは一線を画す特徴がいくつかあります。Oracleを除き、安定したセキュリティビルドを提供する商用サポートプロバイダとしては唯一の存在です。顧客は四半期ごとのセキュリティ修正を実装することができ、再発バグのリスクが最小限に抑えられます。

また、Azul Platform Coreでは、Java 6や7などの古いバージョンのJavaに対しても拡張サポートを提供しているため、顧客は自身のタイミングに合わせてアップグレードすることができます。さらにAzul Platform Coreでは、Azul JDK上で動作するソフトウェアに対してライセンス汚染保証も提供しており、顧客のIPが保護されるだけでなく特許補償も得られます。

Azul Platform Coreの詳細については、Javaエキスパートに問い合わせるか、OpenJDKのAzul Zulu Buildをダウンロードしてください。

Amazon Corretto

Amazon Corretto は、Amazonが社内で使用するAmazon提供OpenJDKディストリビューションであり、一般にダウンロード可能なフリーバイナリとして公開提供されています。Corretto JDKはTCKテスト済みであり、Linux、Windows、macOSで利用できます。Corretto JDKには、OpenJDKアップデートプロジェクトにはまだ組み込まれていない、Amazonから提供されるパッチが含まれます。ダウンロード可能なバイナリ以外にも、Amazonサポートプランを通じてCorrettoサポートを提供しており、他のサポート対象である全AWSサービスとソフトウェアと同じ基準でカバーされています。

Correttoの商用サポートはAWSのみに限定されます >

OpenJDKとOracle JDKの比較表

Oracle JDKをOpenJDKに置き換えるべきなのでしょうか?

Eclipse Temurin

Eclipse Temurinは、Eclipse FoundationのAdoptium ProjectによってメンテナンスされているOpenJDKのフリーディストリビューションです。前身となるAdoptOpenJDKとは異なり、TemurinビルドはJava SE TCKテスト済みです。そのリリースは、Adoptiumコミュニティによって更新およびサポートされています。リリースノートはFoojay.io(Friends of OpenJDKコミュニティ)で公開されています。

Azulでは、Eclipse Temurinバイナリの商用サポートを提供しています。

Temurinの詳細はこちら

Red Hat OpenJDK

OpenJDKのRed Hatビルドは、WindowsおよびRed Hat Enterprise LinuxでサポートされているJava Platform, Standard Edition(Java SE)の無料オープンソースを実装したものであり、Red Hat Enterprise LinuxのJava Development Kit(JDK)およびJava Runtime Environment(JRE)として機能します。

Red Hatでは、他のコンテンツセットと同じ様に、OpenJDK向けパッケージをRed Hat Enterprise Linuxで利用できるようにしています。OpenJDKのRed Hatビルドバイナリは、Red Hatデベロッパーポータルから入手できます。また、Red Hat Container Catalogの多くのコンテナ内にも、JDKおよびJREとしてOpenJDKのRed Hatビルドが同梱されています。

Red HatのOpenJDKに対するライフサイクルとサポートポリシーについてはこちら  >

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